節分とは『せちわかれ』とも言われていて、季節の分かれ目を意味する言葉です。
かつては4つの季節が始まる立春、立夏、立秋、立冬の前 日を節分としていました。
旧暦では、新年は春から始まるとされていたため、立春の前日である2月3日は
大晦日のような特別な日とされ、立春の前日のみを節分と言うようになりました。
節分の日には、柊の枝に鰯の頭を刺した『柊鰯』を玄関に飾る風習があります。
柊のトゲトゲと鰯の臭みを鬼が嫌うと考えられているため、玄関先に飾ると
魔除けになるとされています。
福豆
節分に炒った大豆をまくのは災いや災害をもたらす鬼の目を打ち払うためだと
言われています。豆まきの後、年の数だけ食べて1年の健康を祈ります。
節分に炒った大豆を使うのは、豆から芽が出て追い出したはずの悪いものが育たないように
炒った大豆を使うそうです。ちなみに、地域によっては落花生をまくところもあります。
※注意※
硬くてかみ砕く必要のある豆やナッツ類は窒息や誤嚥のリスクがあるため、
5歳以下の子供には食べさせないようにしましょう。消費者庁から注意喚起が出されています。
ご家庭で食べられる際は十分ご注意下さい。
福豆が食べきれず、残ってしまった場合、一年の邪気が払えるという縁起のいい福茶を淹れて みてはいかがでしょうか。一般的には、節分用の福豆と、昆布、梅干しを入れる事が多いよう ですが、厳密なルールはないので皆さんそれぞれの福茶を淹れて一年の健康を祈りましょう。
『材料』 大人2人分 『福茶の淹れ方』
福豆 (適量) ①福豆、塩昆布、梅干しを湯呑に入れる。
塩昆布(2つ) ②急須にお茶を淹れる。
梅干し(2つ) ③材料の入った湯呑に、お茶を淹れる。
日本茶(360cc程)