ベアチャイルド

TEL.281-258-4129
EN

ブログ

番組は えらんで見よう 姿勢よく

2022.9.6

#日本語 #海外子育て #ヒューストン #日本語幼児教室 #Japanese #Japan

「テレビは、たまたま、とてもよい番組があるから性が悪い」といった人がありますが、 本当にその通りです。ひじょうに情操的なもの、目で見る科学的なもの、明るいニュース性のものと、たしかに見せたい番組もかなりあります。  

にもかかわらず、やはり幼児にはテレビを見せないでください、とすすめるのは、テレビ によって失われる時間の損失、また、幼児の「あたま」の発達、ひいて人間性形成に及ぼすよくない影響を思うからです。

よほど番組を選んで、1日30分とか1時間以内に限定するほどの覚悟がない限り、テレビの害からはのがれることはできません。学力の基礎は言語能力にあります。言語能力は読書や生活の対話によって発達します。

とくに「やわらかい幼児のあたま」は、そのような豊かな言語環境や経験によって、まわりのことばを吸収し、ことば感覚を育てていきます。テレビもたしかにことばを発しますが、一方的であり、断片的です。ましてやカラフルな映像がともなうと、概念を固定化してしまうので、思考力や想像力が育たないばかりか、人間のことばには反応しにくい「あたま」を育ててしまうことになり、いま人格形成に最も必要な、積極性、自主性、創造性、ないしは集中力や忍耐力というような望ましい資質とは全くうらはらに、非人間的な、無感動で消極的な、無気力人間に育ててしまう恐れがあるということを、充分警戒しなければなりません。  

もっとも、テレビを見ない時間は充分に活用していただかねばなりません。なにげなくテ レビを見ていた時間を他の活動に転じた場合、こんなにも豊かな生活ができるということ に驚かれることでしょう。  

親子、兄弟、家族との対話、読書、教室の課題や創作活動、おうちのお手伝いや生き物の世話など、魅力的な生活設計をのびのびと展開できるはずです。

なによりも、ゆっくり風呂に入って、早く寝るは最高の健康法だと思います。  

一般に、テレビを見る時間と読書の時間は反比例します。その功罪を加算しますと、その 差はさらに大きくなります。いま大事な「あたま」が育つ幼児期のこの差は、人生の明暗をはっきり決めるといっても決して過言ではありません。  

それでも、まだ見せたい番組があるなら、見せたい番組を録画して、毎日時間を決めてビ デオで見せることをおすすめします。見る時は真剣に。決して、○○しながら見ることはやめましょう。チャンネル権を子どもに渡すことは、もはや教育放棄につながります。

Bear Child Education Academy

無料体験会のお申込み・お問合せはお気軽にご連絡ください。

English is okay too.

TEL.281-258-4129

お問い合わせ
ページの上部に戻る