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日本式の大切な家庭のしつけを紹介します。

2022.3.28

#日本語 #子育て

しつけは、あらゆる教育活動の基本です。日常の生活習慣がきちんとおさえられていれば、まず教育の9割は成功です。集中力や持続性というような、学習に必要な資質は、じつは日常のしつけ教育から育ちます。

しつけをおろそかにしておいて、「勉強しなさい」、「がんばれ」といくらお尻をたたいてみても、それは根の枯れた技葉の手入れをするようなもので、むなしい徒労に終るのです。  

そのしつけ教育は、あれもこれもと欲張らずに、つねに一点重点主義がいいです。ひとつのしつけが定着するまで、何回も何回も、くりかえしくりかえしの関わりが大切です。

途中で油断をすると、すぐ元にもどってしまいます。このくりかえしこそが、集中力、持続性というような、将来の学習に必要な根性が育つ、だいじな鍵なのです。  

たとえば、あとかたづけ。子どもは先へ、前へと突走るのは得意で、知的好奇心が旺盛な時期ですので、つねに目あたらしいものにとびつき、意欲を燃やすという特性があります。  

これを車にたとえればアクセルに当ります。もちろんこの芽は、子どもの成長のために大切にしなければなりませんが、車の新しい発進の前には、必ずブレーキが必要です。このブレーキに当る部分があとかたづけの習慣です。

これは子どもにはたいへん苦手なことなので、根気よくしつけていかなければなりません。実はあとかたづけのしつけこそが、枝葉を育てるための根の教育の役割を果たしています。 はきものをそろえることにはじまって、開けた戸は閉めるとか、出したおもちゃは元に戻すとか脱いだ服をきれいにたたむとかの、あとかたづけのしつけを通して、自分のことは自分であとしまつができる子に育ちます。

これができる子は、なにごとにも落ち着いて、じっくり取り組むという、精神のたくましさが育ちます。たとえば、知的な活動、学習の場面などにおいて、静かにおちついて考え、最後までやりとげるという子は、このようなあとかたづけがきちんとできる子です。車はアクセルのみでは用を足しません。正しい安全運転のためには、性能のよいブレーキが必要です。精進、努力というアクセル機能と、忍辱、持久というブレーキ機能とが両々あいまって、正しい運転、即ち円満な人格形成を果すことができるのです。もちろんなにごとも、お母さまとの深いかかわりあいのなかから、自然に育てられ、それが将来のたくましい自立へと成長していくのです。

おかたづけをお家でも意識してみてください。

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