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日本人の返事は。

2022.2.25

#日本 #子育て #習い事

よばれたら 返事はすぐに 元気よく

日本人の「ハイッ」の返事は、「拝」に通じるといいます。相手を尊敬して答えることばなのです。

教室では右手をまっすぐのばして、手首やひじを折り曲げず、掌の5指もピンとのばし、右の耳すれすれまで、しっかりサッとあげるのです。「ハァーイ」では心にひびく迫力に欠けます。大きくみじかく、ただ1回の「ハイッ」には、緊迫した強い意志が求められます。

あてられたときの自己主張の感動、また他の人があてられたときの注意力など、手をあげてこたえる所作ひとつのなかにも、さまざまな望ましい精神構造が育つはたらきがあるのです。

このような望ましい行動様式については、教室の活動だけでなく、日常生活の場で、地道に根気よく、型をととのえていく、しつけの基本が肝要です。「型がととのって魂が宿る」というようなことが、とくに幼児期の場合、大変だいじだということを忘れないでほしいです。

 そこで、返事のことですが、なんでもないことのようですが、日常のあいさつと同じように、素直に「ハイ」と返事ができる、ということひとつでも、その人の、人がらを表わし、人間関係において心の疎通をよくするという、大きな影響を感じます。

とくに幼少の子どもには、あいさつとともに、しっかり返事をするということは、日常のちょっとした心がけ次第で容易に習慣づけることができますし、この頃に定着した習慣は、人間性のなかにしっかり仕込まれますから、入間形成の上にも、たいへん大きな意義があるということを、知っていただきたいです。

「ハイ」という返事ひとつで、ひっこみ思案、消極人間、自信のなさ、はじらい、てれくささを吹きとばすぐらいの迫力があります。なにごとにつけ、堂々と、明朗活発に生きていく、そんな大らかな人がらを育てていくのだと言っても、決してオーバーではないと思います。

 さて、「大きな声ですぐ返事」の習慣はどのようにすれば育つのかというと、まわりの大人が模範を示すこと、という生活のリズムです。リズミカルな生活様式にあっては、あいさつや返事が、ポンポンと爽やかに、リズミカルに交わされます。とくに子どもがお母さんに、なんにもご用はないけれど、なんだか呼びたくなって「お母さん」「お母さん」を連発するときに、決して面倒がらずに「ハイ」と答えてあげてください。「ハイ」の返事のとび交う家庭に暗さはありません。明るい家庭の建設は「大きな声ですぐ返事」から始まります。

ベアチャイルドの子ども達も名前を呼ばれたら「ハイ」が習慣づいてきました。元気な子どもの声を聞くとこちらも元気をもらえます。

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