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自分のこともまだしっかり自分で出来ないのに、おてつだいなんてとんでもないと思われていませんか?
お手伝いはかえって面倒がかかってあとが大変だとか、とかくお母さまがたは、子どものおてつだいについて消極的なご意見が多いようです。
にもかかわらず、子どもたちは、おてつだいをしたがるのはなぜでしょうか。いっときもじっとしていられない子ども、何でもやりたがる子ども、それもお母さまに認めてもらいたいの一心で、さかんに知的好奇心を燃やしつづけるのです。
その欲求を満たすものが、子どものおてつだいなのです。そこでこの幼い子
どもに、人のため、みんなのために役に立つ仕事をするよろこびを体験させておくことは、勤労と奉仕のこころを育てるために、たいへん重要な意味があるということを、お母さまがたに、しっかりご認識いただきたいのです。
そこで、子どものおてつだいについてアドバイスです。
①おてつだいはたのしく。
むりやり命令してやらせるというのではなくて、楽しい雰囲気で、子どもが喜んでやれるようにしむけることが、第一のコツです。
②できたら、ありがとう。
ときには中途半端な出来で、かえって後で手間がかかるような場合でも、その労に対しては、しっかりねぎらいと感謝の言葉をかけてあげてください。子どもは、褒められることと、お母さまのお役に立てたことを何よりも喜ぶのです。
③失敗はとがめずに。
おてつだいやおつかいを間違えたからといって、決して叱ってはいけません。折角の失敗の経験を活かして、成長の糧とする心構えと助言が肝心です。
④役割はきちんときめる。
おてつだいは毎日の習慣です。最初は不十分であったおてつだいが、回を重ねるに従って完璧になります。子どもの役割を侵さないこと、自覚や誇りを持たせることが肝心です。
⑤だいじなおしごともまかせてみる。
ときには、大事なおしごともしっかり言い含めて、信頼して頼んでみることも、子どもの成長にはよい経験になります。親の緊張感は子どもにも伝わりますし、やり遂げたときの感動も忘れがたいものになります。
お家でお子さんと過ごしている時に時間をかけて取組んでみてください。
Bear Child Education Academy