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薄着をして丈夫な体を作りましょう。

2020.10.12

 私たちは子ども達に薄着を奨励しています。なぜ「薄着」は良いのでしょうか。それは、暑さ・寒さなどの気温の変化を肌で敏感に感じ体温調整ができるようになるからです。又、皮膚の抵抗力が高まり、風邪をひきにくい丈夫な身体を作ることができます。薄着は、新陳代謝や自律神経の働きを活発にします。子どもは、自律神経が未発達なので、体の体温調節がまだうまく働きません。子どものうちに、寒い時は寒い、暑いときは暑いと感じることにより、自律神経が発達します。
 周囲の状況に合わせてヒトの体調を整える役割を果たすのは自律神経系です。これは血圧や脈拍を上げる交感神経と、リラックスした状態をもたらす副交感神経があり、実は大人と子どもでこれらの出番の頻度が違います。
 子どもは副交感神経の方がより働いています。だから、よく消化し、よく眠ります。成長につれ、交感神経の出番が増えていき、やがて逆転します。二つが交差するのは三歳ごろと言われており、そこで子どもは薄着が大事になります。
肌が冷えれば体全体が冷え、寒さから身を守ろうと皮膚の血管収縮などが起きます。一連の動きは交感神経によるもので、薄着は交感神経の出番が増えるのを助け、皮膚も丈夫になり体に抵抗力もつきます。
 動いたときの産熱量が大人より大きい点でも薄着は望ましく、大人より一枚少ない薄着は全身運動が始まる生後六カ月ごろから。一、二カ月の新生児は大人より一枚多めにと言われています。では、いつまでが子ども特有の「風の子」なのでしょうか、交感神経の出番が成人並みになる「思春期の少し前まで」とみられています。            

参考図書:2007/12/29, 日経プラスワン,                  KUMAMOTO HIROAKI

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