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ひな祭り

2026.3.5

3月3日は『桃の節句』です。ひな人形を飾り、女の子の健やかな成長と幸せを願う日です。

桃の節句には、はまぐりのお吸い物、ひし餅、ちらし寿司、雛あられなどの縁起の良い行事食を食べます。雛あられの3色は春の訪れの景色を表しています。

赤色=桃の花 魔除け、 白色=春の雪 清らかさ、 緑色=新芽 長寿、健康

『上巳の節句について』

上巳(じょうし)の節句は、古代中国において三月最初の巳の日に水辺で身を清め、穢れを祓った「修禊(しゅうけい)」の風習に由来します。これが三月三日に定着し、日本へは奈良時代に伝わりました。

平安時代の宮中では、陰陽道の影響も受けながら、人形(ひとがた)に罪穢れを移して川や海へ流す祓えの儀式が行われました。『源氏物語』や『枕草子』にも、上巳の遊びや祓いの様子が記されています。 やがて、この人形(ひとがた)の祓いと、貴族の少女たちの「ひいな遊び(雛遊び)」が結びつき、紙や草で作られた簡素な人形は、次第に立派な雛人形へと発展していきます。

江戸時代には幕府が五節句の一つとして三月三日を公式な節日と定め、武家や町人層にも広く浸透しました。これにより、上巳の節句は単なる祓いの行事から、女児の健やかな成長と家の繁栄を願う年中行事へと性格を強めていきます。 五節句は、五節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)として制度化され、中国由来の陰陽五行思想とも深く関わっています。三月は春、五行では「木」にあたり、万物が芽吹き、気が外へと広がる時。

ゆえに、広がりすぎる気を整え、穢れを祓い、調和を保つことが重んじられました。桃の花が用いられるのも、中国で桃が邪気を祓う霊木とされたことに由来します。 また、流し雛の風習は各地に残り、鳥取や京都などでは今も神事として継承されています。人形に災厄を託し、水に流すという行為は、「形代(かたしろ)」信仰とも通じ、日本古来の祓えの精神と外来文化が融合した象徴的な例といえるでしょう。 上巳の節句は、単なる華やかな雛祭りではなく、「水による浄化」「人形による身代わり」「春の気を整える」という三層構造を持つ行事です。

季節の変わり目に自らを省み、穢れを祓い、新たな巡りへと備える――その静かな精神性こそが、この節句の本質と言えるでしょう。

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