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子どもの能力
子どもは皆、本来非常に高い能力を持って生まれてきます。そして、やる気のかたまりです。でも、そんな子どもたちのやる気を奪ってしまう場面をよく目にする事があります。例えば、子どもが転んだとき、少し待って自分で起きあがるのを見守っていてあげれば自分で起きあがる事ができるのに、それをさっと抱き起こしてしまったり、子どもが転ぶ前にその傷害物を取り除いてしまったり、子どもにとって転んで自分で起きあがるというのは必要な体験なのに、それをする機会を奪ってしまうというのは、子どもが自分で伸びようとしている子どもの能力の芽を摘んでしまうことになります。その他、一生懸命靴を自分で履こうとしているのに履かせてしまったり、自分で洋服を着ようとしているのに着せてしまったり、子どもが何かに挑戦しようとしている時、まだ無理だからとその機会を奪ってしまったりと数えあげればきりがありません。子どもは回りの大人たちの見方や接し方で変わってきます。
「まだ2歳」と思うのと「もう2歳」と思うだけでも全然違います。「まだ幼いから」という目で子どもを見て、子どもの能力を実際よりも低く見積もって働きかけたり、援助したりするのは、子どもにとって非常に失礼なことだと思います。もちろん、あまり難しいことを押しつけても子どものやる気を逆に奪ってしまうことになります。
日々の成長をしっかりと見守って、今の子どもの能力をしっかりと見極めて、それにふさわしい接し方をしてあげたいものです。
日本の季節行事、このどもの日にちなんで、こいのぼりを作りました。