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元気よく 薄着でつくる じょうぶなからだ
『子どもは「寒い環境」で育てるのが第一です。』と言うと、おどろきますか?
ものの豊かさは、消極的な無気力人間を育ててしまうというおそれがあるから、気をつけなくてはなりません。
ただし精神的には、信頼も、愛情も、燃える太陽のように豊かでなければなりません。
どうも親はその逆をやってしまっているのではないでしょうか。
子どもは愛情の豊かさに欠けますと、ものをほしがります。ほしいものが簡単に手に入ると、つぎつぎと欲望がエスカレートして際限なくおねだりをつづけます。
もののありがたさとか、感謝の気持、しんぼうするとか、がんばるとかの意欲を喪失させてしまうのです。
このように、盲目的な親の過保護は、子どもたちを精神的にたいへんひ弱に育ててしまうのです。
すなわち心身の健康に、直接大きな影響があるのが、過保護の象徴ともいうべき厚着です。
寒いから、かわいそうだからといって、厚着をさせるのは、ひ弱なからだをつくるばかりでなく、子どもの行動意欲さえ損ってしまいます。
少なくとも、大人よりつねに1枚、少なく着せるのが、正しい着衣の常識なのです。2歳をすぎた子どもは、動くことが生命です。
薄着の子どもはよく走ります。そしてからだが動いていないときでも、よくあたまをはたらかせます。
こころが躍動して、いきいき反応します。なにごとにも集中して、意欲を湧かせます。
いろいろな機能が円満に発達するのです。薄着によって、動きを誘発し、運動好きで健康なからだが育ちます。
あらゆるものごとに対して、積極性、集中力を育てます。知・情・体の人間形成に、大きな役割を果たします。
子どもを薄着で育てることを決断されたお母さまは、子どもを見る目がかわります。子どもの自主性、たくましい気力が見えてきます。
過保護がまちがっていたことに気づかれ、のびのびと元気にかけずりまわる子どもを、さわやかな気持で見つめることができます。
ただし、いままで厚着の習慣の子を急激に薄着にすることはいけません。だんだんと薄着になれさせていってください。
また、かぜをひいたり、病気のときは、あたためてあげましょう。ふだん薄着の習慣の子なら、かぜをひいてもすぐになおるという報告もたくさんきいています。
12月に入りここヒューストンでも肌寒い日が続くようになりましたが、子どもの意欲をひきだすため、今年は子どもを寒い環境で育ててみましょう。
Bear Child Education Academy