新型コロナウイルスを乗り切ろう

　日本では４月７日に緊急事態宣言が発令されてから生活の環境がガラッと変わりました。私の子どもは４月から小学校1年生です。学校は休校になり、入学式も中止になりました。ゴールデンウィークは自宅待機で、ゴールデンウィーク明けの解除を期待して待っていましたが、5月４日に延長が決まりました。そこから約３週間、５月２５日に全面解除になりました。

その間、新しい生活様式に多くの事が変わりました。その一つがオンライン授業です。アメリカではどのような環境でも教育が受けられるようにとオバマ政権から進められてきたとニュースで聞きましたが、日本の学校では集団教育、集団活動が中心の教育で、オンライン化は進んでいませんでした。私自身もオンライン授業に戸惑いを受けました。子どもの担任の先生からオンラインでの顔合わせとクラスの友達とグループでの交流がありました。自己紹介をして好きな事と小学校でやりたいことを一人ずつ順番に言っていきます。憧れていた小学校で初めての交流の機会がオンラインで、私は戸惑う子どもを見て悲しくなってしまいました。そして今後もこのような状況が続くのかと思うと寂しさを感じました。5月２９日、初めて学校に登校しました。「同じランドセルを持ったお友達がいっぱいいた」と話す子どもの嬉しそうな顔を見ると私も嬉しくなりました。

新型コロナウイルスについては長い戦いになりそうです。感染対策と共にコミュニケーションのオンライン化等、様々な変化が起こりつつある中で、当社においてもダービンの進化論の如く、社会の変化に順応、対応しつつ、不易流行の精神で子ども達の育ちに寄与できればと考えております。新型コロナウイルスの早期終息を願い、皆さまにおかれましても感染予防にはくれぐれもご留意ください。今後ともご支援よろしくお願い申し上げます。

熊本　ひろあき